質問
商品名にあるザミオクルカス レイヴン(PVP) の「PVP」とは何の事でしょうか?

回答
PVPとは「Plant Variety Protection」の頭文字の略称の事で、「品種保護をされた植物」であるという意味です。
種苗法(農林水産業の発展に寄与することを目的とした法律)では品種登録や育成者権に関する制度があり、販売者はPVP商品である事を明記する事が定められています。
品種登録のされていない無名な植物ではなく、特許権のある商品である事を示しております。
「レイヴン」の品種ラベルをみてもらえれば分かると思いますが、株式会社ハクサン様の登録品種となります。(品種登録名はDowon)
補足
ザミオクルカスの種類について
近年、ザミオクルカスの種類が少しだけ増えてきました。
せっかくなので、ザミオクルカスの品種についても触れていきたいと思います。
レイヴン
一般的に流通するザミオクルカスの品種としてザミア蘇鉄の葉に似た「ザミフォーリア(ザミフォリア)」と呼ばれているものがほとんどでしたが、最近では冒頭質問のあった品種である「レイブン」をよくみかけるようになりました。


レイヴンの特徴としては葉に艷やかな光沢があり、新芽は緑色をしていますが、成長とともに黒葉へと変貌するカッコいい品種です。
黒く美しい姿が痺れる品種で、一度黒葉になると緑色に戻る事がないのも魅力的です。
名前の由来については公式ページで「カラスのように黒く艶のある葉をもつことからカラスの羽の名がつけられた」との記載がありました。
PVPについての補足をすれば、このような貴重で美しい品種を例えば海外などで増殖されると困りますから、販売側もそういった表示はしていかなければならなくなったという事になります。
ゼンジー

「ゼンジー」という園芸品種も登場しています。
ザミフォーリアは一番流通量も多く、手頃な価格で簡単に育てられますが、丈も大きく成長するので、置き場の問題や形を維持しづらい(形崩れしやすい)という欠点がありました。
しかし、こちらのゼンジーはコンパクトに成長する矮性品種で、ザミフォリアのように大きく成長する点をうまく抑えられています。
肉厚で節間が短く連続的に連なる葉は、まるで芸術作品のようです。
どうやら「ゼンジー」は流通名のようで、学名では「Zamioculcas zamiifolia ‘Hansoti13’」となっていました。
店舗で管理をしていてもザミフォーリアの育てやすさも、しっかりと引き継がれているように感じました。
ダークザミクロ

レイヴンでは黒葉という大きな特徴で注目を集めましたが、どちらかといえばコンパクトに成長するといった特徴はありませんでした。
しかし、こちらの「ダークザミクロ」は黒葉という特徴を持ちながら、矮性という面も合わせ持った品種です。
欠点としては、まだまだ流通は少ないため、相場は少々お高めという点です。
ザミオクルカス斑入
画像はありませんが「斑入りザミオクルカス」を取り扱った事もあります。
斑入りのザミオクルカスはとても珍しいですが、斑の色素が薄く、斑が固定しにくいように感じました。
今後は斑がうまく固定されたような素晴らしい品種で出てくることに期待したいです。


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