フィロデンドロンは以前より様々な品種が出回っておりましたが、観葉ブームのためか更にいろいろな種類が出回ってきているように思います。
近年人気な品種としては、緑と白い斑のコントラストが美しい「バーキン」やインスタの海外系リールなどでよく見かける「ビレッティアエ」などが印象的です。
「バーキン」
「ビレッティアエ」
そんなオシャレなフィロデンドロンを育て慣れている方は良いかもしれませんが、初めて育てる方は後々困ってしまうかもしれません。
それは・・・
「株がグラグラ」「横に倒れる」
それもそのはずフィロデンドロンはツル性の種類が多いのです!
たまにグラグラとする苗がありますが、そもそもそういう性質があるからです。
こちらは「ハートフィロデンドロン」との名称で流通してる品種で小さくて何とも可愛らしいフィロデンドロンです。



小さかったフィロデンドロンは環境が良いとこんなに大きくなっちゃいます!!
大きくなってしまうと頭が重くて自立できません。
品種にもよりますが、フィロデンドロンを育てていくにはツルを這わせる支柱を用意してあげないと後々大変な思いをするかもしれませんね。
フィロデンドロンは品種によってツルを這わせる支柱が必要!!

ということで、実際にフィロデンドロンの成長を観察していきましょう。
対象品種はツルの性質が強い「ベルコーサム」です。
ベルコーサムは面白い特徴をもっており、葉のすぐ下にフサフサとした毛が生えます。

モンステラのように大きくなる品種もありますが、こちらの品種の葉は比較的小さく、コンパクトに成長します。
販売している生産者さんも徐々に増えてきているように感じますが、まだまだ珍しい品種ですね。


特にこちらの個体は株元が細いようで、苗の状態で既に横たわっていました。
元気がないようにみえますが、這うところがないため単に横たわっているだけです。
太い株であれば一定の期間は倒れない事もありますが、いずれは支柱が必要になってきます。
このままでは可哀想なので支柱を立ててみましょう。


今回はこちらの支柱を使用する事にしました。
実に平たい形状の支柱ですが、当然の事ながらこのまま使う訳もございません。

カラーがクリアの方は使用する前にまず薄いフィルムを剥がしてください!(ポールを設置した後に気付いて大変な事になりました^^;)
このフィルムは両面に貼ってあるようです。
モスポールの「クリア」は表面あるフィルムを剥がしてから設置を推奨(両面)

折り目があるので、先に沿って折り曲げると三角柱のようなポールになります。
すると中が空洞になりました。


こちらのポールは自分で筒の中に水苔を敷いて使うタイプのものです。
水を染み込ませた水苔を敷き詰めましたが、詰めても詰めても次々と入るので時間がかかりました。
詰め方によって水苔の使用量が変わりそうです。
フィロデンドロンだけでなく、ポトスやモンステラなどのツル性の植物に重宝しそうですが、実際のところ、見た目が気にならなければ這わせる支柱はなんでも良いかもしれませんね😁
昔はよく茶色か黒色の「ヘゴ支柱」という「木生シダ(植物)」を加工したものが出回っておりましたが、近年はプラスチックで代用したものが主流のようです。
ハニカムモスポールは別途「水苔」が必要

少し掘って設置してみたところ、グラグラして安定しませんでした。
安易に考えていたので取り付け失敗です。

そこで今度は鉢底が見えるくらい深く掘ってから取り付けをしました。
今回は4号の鉢で使用しましたが、三角柱の形状ため奥行きが必要のようで、そこを考えないで使用してしまい、かなり圧迫感が出てしまいました。
ベルコーサムの植えられている位置を手前に移動させて回避しました。
なんとか設置に成功しましたが、ハニカムモスポールは「L、M、S、ミニ」などのサイズがありますが、ミニサイズでも5号以上の鉢で使用した方が良さそうです。
- 鉢底に植えるよう深く掘って設置する
- 奥行きを考えて鉢を選ぶ

『取り付けに成功!』
と思った時、
『これどうやって絡ませればいいんだ?』
という問題に直面しました。
『ん~・・・どうしよう』


悩んでいると、良いものをみつけました。
プラスチックのピンです。
最初は短いピンで固定を試みましたが、長いものを使用しないと外れてしまいましたので、なるべく長いものを使用して下さい。
今回はピンを使用しましたが、紐でくくりつけるのもアリかもしれません。
また、極端に水苔の量が少ないとピンでは固定できない可能性もあります。

フィロデンドロンには「気根」と呼ばれる根がよく生えますが、ベルコーサムにも生えている箇所を発見しました。
この部分をうまく活着させます。
根を活着させるためには水苔はしっかり湿らせておく事も重要です。
水苔はうっかりしていると乾燥している事が多いのです!
組み立て前の画像をみてもらえば分かりますが、三角柱の一面(正面)しか穴が空いていないので注意です。
- ポールに根が活着するまでの留め具が必要
- 根を活着させるために水苔は常に湿らせておく
- 三面のうち一面(正面)しか穴がない

仮でピンで止めた状態です。
ここまでくれば後は根が活着するのを待つだけです。
その後の様子↓


ぐんぐんと成長を続け、もう少しでポールの高さを越してしまいそうです。
次の葉が生まれてきそうなので頑張っている様子を撮影しました。

こちらの葉をみてください。
とても幻想的な模様と絶妙に渋い色彩をもつ品種だと思いませんか?

しかし管理を疎かにしているとハダニにやられてしまいます。
空気の乾燥によってハダニがつきやすいようなので、葉裏にも霧吹きするなどの保湿が必要です。
葉水しないとハダニが発生する(葉裏もまんべんなく霧吹き)

ついにポールの高さを超してしまいました。
このままではいずれ横倒れしてしまうのでハニカムモスポールの真骨頂であるポールの追加をしていきたいと思います!


追加するための「爪」と「穴」が用意されています。
接合時のポイントとしては三角柱を作る時に折曲げる方向を同じにしないと上手く接合できないので注意してください。
水苔は後で敷き詰めようとすると大変なので先に水苔を敷き詰めてからつなぎ合わせました。
また、接合する部分に水苔があると、水苔が邪魔をして上手く接続できなかったので接合部は上下とも空間を作ってから接合してください。

見事にそびええ立つタワーの完成!
これでひとまずは一安心です。

ちなみに根もしっかりと活着していました。
- モスポールは延長が可能
- 最初に折り曲げた方向と同じにする
- 接合部の水苔を取り除く

ハニカムモスポールの「ハニカム」は「ハニカム構造」の事で「蜂の巣状」という意味です。
穴の部分をよくみると蜂の巣状になってますよー。
最初にこの商品名を見た時「ほほえみ」的な「はにかんじゃう」からなのかと勘違いしてました。
考えてみればあまり良い意味ではありませんよね(笑)
商品ページはこちら



コメント欄